おしながき

調布市で16時45分に鳴るアレ

こんにちは!

調布市では夕方16時45分に市内各地に設置されたスピーカーから謎の音楽が流れます。

今回はそんな謎の音楽の正体と維持費について調べてみました!

謎の音楽のプロフィール

  • 名前: 防災行政無線
  • 鳴る時間: (毎日)16時45分, (月,金曜)13時15分
  • 置かれているスピーカー: 115ヶ所

防災無線はなぜ設置されたのでしょう?

調布市によると、

災害の中でも特に大地震発生時には、電話がつながりにくくなるとともに、停電によりテレビ等からの情報を得ることが困難となります。災害時には正しい情報を得ることが大切です。一般の報道機関からの情報のほか、防災行政無線(無線塔)や調布FM放送(FM83.8MHz)、防災関係機関の広報車等から提供される情報に注意しましょう。

https://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1267685844434/index.html

とのことです。

非常事態に備えて毎日試験放送する必要があるのでしょうね。

謎の音楽の曲名は何??

同じく調布市によると、この曲は調布市民の歌である「わが町調布」だそうです。

こちらのページで歌詞の確認はもちろん、なんとmp3データを無料でダウンロード出来るんです!

もし「mp3なんてゴミ」、「CD音源以下の音質では音楽とは認めない」なんて方がいても安心!

調布駅すぐそばの調布中央図書館では「わが町調布」のCDの貸出を行なっているそうですよ!

防災行政無線ってどこにあるの?

防災無線がどこにあるのか、

しらべたところ、わかりませんでした…

ので調布市に情報公開請求を行った.

情報公開制度に基づく情報公開では文書化して公開しなくてはいけない.よって本件の開示についてはメールによる情報提供に変更した方が都合が良く,そのように変更してほしいと先方より告げられた.

その要求を受け入れたところ,数日後にメールで受け取ったものが以下の図1である.

図1 調布市防災行政無線設置箇所

図1より,満遍なく市内に配置されていることがわかる.

また,これら設置場所の住所についてはpdfファイルとしてここに添付した.

上記添付文書が作成されたのは昭和58年と記載されていることから,かなり前から防災無線は存在していたと考えられる.

防災行政無線の維持費用は?

防災行政無線の維持費用についても同時に情報提供を申請していた.

その結果,平成30年度の決算額で6,512,400円かかっていることがわかった.

図2 防災行政無線維持費

まとめ

いかがだったでしょうか?

設置場所も維持費も調べてわかりませんでしたが、情報公開請求をすることで聞くことができましたね。

市内にスピーカーがたくさん散らばっていることもわかりましたし、維持に1年間で約600万円かかっているのも驚きでした。

これらは調布市に納税しているみなさんの血税から支払われているんですね!

市民の命を守るために重要な出費であり、素晴らしい税金の使い方ですね!

電通大のみなさんも5限中にあの音楽が聞こえてきたら600万円に思いを馳せて"1645"と呟いてみましょう!